kazuyoshi-sakamoto3000の日記

じゃらん旅行記・旅行・社寺巡り・古墳調査など

【古箕輪八幡宮】 ( こみのわはちまんぐう )東大阪市

大阪府東大阪市古箕輪に鎮座する「古箕輪八幡宮」(こみのわはちまんぐう)です。この神社は、鴻池新田の水路である五箇井路と六郷井路(六郷川)の最上流部で最も東の位置になります。水路の交差点(藤五郎樋)のすぐ側にあり、旧河内街道、五箇井路沿いに位置しています。もと箕輪村に含まれる古箕輪は、新開池の南東に位置し、大和川付け替え以前は池の藻草を刈り、魚を採って生活していた漁村でした。新田開発後は農村となりましたが、南方の村々の悪水で例年作付けに水難を受けるため、踏車を使って悪水を排水し、また天水場てんすいばであるため日照りの時には干害にみまわれたといわれています。氏神である八幡宮は、創建は不明ですが、本殿は一間社流造柿葺で江戸時代中期の建築とみられ、また境内の鳥居に寛保元年(1741)の銘があり、拝殿前の燈篭に明和元年(1764)の銘があることから、新田が開発された後に、神社が整備されたことが解ります。拝殿には、幕末から明治初めに奉納された元寇神功皇后朝鮮出兵図、江戸時代の風俗図、天皇に将軍・御三家等が供をした加茂明神参詣図などの明彩な絵馬が残されています。 住所:大阪府東大阪市古箕輪1丁目

www.jalan.net