kazuyoshi-sakamoto3000の日記

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【旧春日神社本殿跡】東大阪市

【旧春日神社本殿跡】東大阪市 由緒については、四条村の氏神であったこの春日神社は、中臣氏の祖神の天児屋根命(あめのこやねのみこと)を祭神とし、もとは村の東橋の字宮ノ前、現在のさくら荘となっている所に祀られていました。明治五年(1872)、明治政府による神社の統合整理により、近郷の神社と共に枚岡駅の東側に鎮座する河内の国一の宮枚岡神社ひらおかじんじゃに合祀されることになったため、残る社殿と石鳥居・石燈篭・狛犬がこの地に移され今日まで守り伝えられてきました。本殿は覆屋内にあり、1間社春日造りの形式で、現在は軽く桧皮を葺いています。東側屋根裏の棟木面には、「天文九年庚子年月日(1540)」と墨書きが明瞭に残り、主屋の頭貫先端の禅宗様式の木尊・南拝・蓑毅の輪郭や彫剣等などに古い特徴が見られますが、田の特徴などから、実際は墨書の年号より遅れる近世初頭に、新旧部材を使って建築されたものではないかと考えられている。本殿には、龍に雲文・唐草文・花文・八八双文。蝶文など、赤・青・緑等の色彩を使用して各部に極彩色を施しています。この内板扉の絵筆は後補のものです。尚、覆屋の正面にかかる額は痛みが進んでいますが、「春日大明神南岳悦山讃書」と刻まれており、悦山は宇治の黄檗萬福寺(まんぷくじ)の名僧にあたります。昭和49年3月25日には、貴重な市内神社建築物の一つとして、市の有形文化財にしてされています。 住所:大阪府東大阪市上四条24 #japan #travel #jaran #journal #spot #じゃらん #旅行 #旅行記 #スポット #社寺 

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